日本の島ガイド-シマダス-
ガイドブックとはいっても厚さ5センチ近くもある島の辞書ともいえるようなものです。とはいえ、島への交通や宿から、みどころ、くらし・文化、特産品などなどが記されているので、旅行ガイドに取り上げられないような島を知ったり、そこに行く方法を知るには貴重といえそうです。
取り上げられている島の数は全部で約1100。すべての有人島に加えて、季節移住や公務員の勤務が認められる島などが網羅的に取り上げられていますが、それ以外の無人島についても極力取り上げられているのがすごい。明示的に除外しているのは、埋め立てで地続きになってしまったところと、橋でつながっている人工島と河川の中洲のようなところくらいですから。
この本の編集・発行元は、財団法人日本離島センター。そんな財団法人があるというのも知りませんでしたが、今回の発行は6年ぶり2回目のようです。ちなみに全部で1300ページ超で3000円(税別)というのはとっても安いような気がします。
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